『Love Me, Fear Me』
こんばんは!広報部の杉本です。
本日で本祭まで残り8日となりました✨
本日も引き続きプログラムDの入選作品を紹介していきます!
【入選作品紹介⑭】
『Love Me, Fear Me』(ドイツ)
監督:Veronica Solomon
あらすじ
「愛されるために、あなたは何をしますか?」
『LOVE ME, FEAR ME』は、観客からよく思われようとし、舞台を選び、さまざまに演技するも、人々に受け入れられるために代償を支払い続ける我々を、踊りによるメタファーで表現した作品である。
実行委員講評
"見て、私は何にでもなれる"
変幻自在なダンサーが私たち観客に奇妙な舞を披露する。その演目はコメディからはたまた魔術にまで及び、クレイアニメならではの自由な造形によって表現されたそれらの舞は私たちを魅了して止まない。しかしもっとも驚くべきなのは、この超現実的なダンサーと現実世界の私たちが重なってしまうという点である。このダンサーは私たちと同じく、他者の見えない要求に応えるために必死にキャラクターを演じ分けているのだ。そして自分が一体何者なのか分からなくなり、終いにはある諦観に辿り着いたように見える。自分は所詮、キャラクター達の複合体でしかないのだ、と。
この作品はプログラムD(11月30日、31日)に上映予定です!
是非ご来場ください✨
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