『Facing Mecca』
こんにちは!広報部の杉本です!
本日で本祭まであと11日となります!
ここで告知ですが、本日(11月16日)の朝日新聞さんの夕刊に告知を載せていただいております✨
是非映画面をご覧ください!
さて本日も引き続きプログラムCの入選作品を紹介していきたいと思います!
【入選作品紹介⑪】
『Facing Mecca』(スイス)
監督:Jan-Eric Mack
あらすじ
病院からファリードに連絡が来る。それは末期がんの妻の危篤を告げるものだった。その場に居合わせた隠居生活を送るローリーは親切心で病院まで送るも、間もなくして妻は亡くなってしまう。彼女の葬儀は政府の管轄下で行われるが…
実行委員講評
"ママは今どこにいるの?"
故郷を追われ、病によって妻を亡くしたファリード。この異教の地では、信仰を果たし妻を弔うのは容易なことではなかった。抗い難い大きな社会の動き、そして「死」という運命。ファリードたちはこれらに無力に翻弄されながらも、神を信じ、支え合うことで必死に向き合おうとする。その営みの、なんと慎ましく力強いことか。この作品は、こうした営みの中での人間の無情や有情を冷静に描き切っている。その描写は沈着ながらも熱を帯びており、観るものの心に深く沁み渡る。
この作品はプログラムC(11月29日、30日)に上映予定です!
是非ご来場ください!
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