【プログラムのご紹介】コンペティションA
こんにちはー
食欲の秋を言い訳にしていたツケが、そろそろ順調に回ってきています、
どうも、本祭部の南部です🐢
さてさてー
今回からプログラム紹介をしていこうと思いますーーー
もう、映画祭は目の前ですね
ドキドキ🙈
さっそくコンペティションAから!
↓コンペティションAの上映スケジュール↓
11月25日17:35〜19:35
11月28日17:35〜19:35
① 『Generation Mars』
Alexander Turpin
ノルウェー/2016年/25min
受賞歴
2016:学生アカデミー賞ファイナリスト
2016:ノルウェー国際映画祭Next Nordic Generationノミネート
2017:ノルウェー・アマンデュス学生映画祭ノミネート
2017:ノルウェー・クリスチャンサン映画祭ノミネート
あらすじ
アストリッドは、"Generation Mars"の乗組員の座を勝ち取ったメンバーの一人である。そのリアリティー番組は人類をはじめて火星に送るのだが、彼女らは二度と戻ってくることはない。ある一つのことを除き、彼女の出発に向けすべての準備は整えられている。アストリッドは、愛するすべての人に別れを告げなければならないのだった。
実行委員による審査講評
"名に冠された夢ときらびやかさ、その見せかけ"
物語の題材として選ばれた火星コロニー計画は、SF作品としての豊かな潜在性を有している。宇宙空間での大スペクタクル、それは誰もが好む反面、容易に考え及ぶものだろう。だが本作が着目するのは出発前の社会と人物、すなわち家族への愛憎に思い悩み、現実の歪みに目を伏せる主人公の心情描写なのである。それゆえに、新天地へと「飛び立つ」この人間ドラマは普遍性をも獲得するのだ。
実行委員のコメント
SF仕立てで、一見、異世界の話に思えるけれど、遠い世界の話ではなくて、だいぶ近くに感じました!名誉、社会、家族、別れ、、、
光の中に隠れてた地球最後の日。
② 『Doll's Letters』 Natalia Grofpel
ロシア/2016年/7min
受賞歴
2016:Best Young Russian animator award ,10th Big Animated Film Festival (Moscow, Russia)
2016:The prize for best animated debut film at the 13th "Kinoproba" festival , (Ekaterinburg, Russia)
2017:ズリーン国際映画祭2017子供向けアニメーション映画 インターナショナル・コンペティション部門ノミネート
あらすじ
お気に入りの人形を失くした女の子をなぐさめるため、名前も知らない郵便配達員はびっくりするような話を創りあげる。
実行委員による審査講評
"想像のたびに出かけよう"
ちいさな女の子の目をかりて、この世界をのぞいてみよう。どこまでも自由にパワフルに、気が向くままに世界を色づけていく。つくりあげられた空想の豊かな彩り、それを守ったやさしい嘘には胸を打たれるだろう。かつて、私たちの世界に色づいていたものは何だっただろうか。ふと、眠っていた幼な心が顔を出す。
実行委員のコメント
子供から大人まで広い世代で楽しめる作品です!
観ていてどこか懐かしい気持ちになりました!
さあ、想像のたびに出かけましょう💫
③ 『Pussy』 Renata Gąsiorowska
ポーランド/2016年/8min
受賞歴
2017:新千歳空港国際アニメーション映画祭2017 インターナショナルコンペティション部門ノミネート
2017:オーバーハウゼン国際短編映画祭2017 インターナショナルコンペティション部門ノミネート
あらすじ
少女は夜、家にひとりで過ごしている。彼女は一人で愉しもうとしていたが、全てが思い通りにいくわけではなかった。
実行委員による審査講評
”キモチイイ、は恥ずかしい?”
飛び出すという驚きの発想。かわいらしいモチーフの数々、ポップな色調からは明るく親しみやすい印象を受ける。また一方で、女性の解放へのセンシティブな視線は私たちに気づきをも与えてくれるのだ。表面的な価値ばかりが重んじられることにうんざりする今日、快楽を受け入れ自分らしさを肯定する主人公にじっくりと向き合ってみてもらいたい。
実行委員のコメント
斬新でポップな作品。着眼点がすごい!
見ているうちに、独特の世界観や想像を超えた展開に引き込まれること間違いなし!
④ 『チョンティチャ』 福田芽衣
日本/2017年/40min
受賞歴
第29回東京学生映画祭グランプリ
あらすじ
ミャンマー人の母とタイ人の父の間に生まれた16歳のチョンティチャは、日本に生まれ育ち、母と母の再婚相手高橋さんと暮らす日々。居場所、名前、違和感を抱えながらも、心に波風を立てぬよう静かに暮らしていたが…いつもより少し煩い、16度目の夏。
実行委員による審査講評
"蝉の声と家族、16歳の夏"
私はだれ。その答えを求める少女はまっすぐで、気持ちを隠すことなんてしない。発する言葉は鋭く、周りを、そして自分を傷つけかねない危なっかしさがある。素のままに生きる彼女の姿、それを荒削りに映し出したショットの力こそが、この作品の魅力なのだ。立場や環境は違えど、居場所を自分の中に探す姿は私たちにもあるのではないだろうか。
実行委員のコメント
自分は一体何者なのか、悩み探す彼女の姿にどこか自分を重ねていました。
そして聞こえるセミの声。
夏っていいな。青春っていいな。
いかがでしたか?
次回は、プログラムBを紹介します!
文化の秋はまだまだ続きますよ🍠🍙🍁
ぜひ、京都国際学生映画祭にお越しください!
お待ちしています🤹🏻♀️
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