『 Noise/노이즈 』(韓国)
あらすじ
ジャンヒが新生活のためにソウルに移ったある日、彼女は自室の前の住人がそこで自ら命を絶ったという噂を聞く。 それに加えて前の住人への手紙は、彼女をさらに不安にさせたのだった。
実行委員による審査講評
”誰も知らない片隅で”
ベッドに、洗面所に、リビングに。孤独で、それでも、そこにいた。そこに生活があったんだ。息遣いが、足音が、確かに聞こえる。強烈な嫌悪感は、いつしか憐憫に変わっていく。耳をすませて。何も聞き逃してはいけない。この物語を紡ぐのはノイズ、取るに足らないはずの雑音なのだ。
監督について
LIM Ji-young
1992年、韓国生まれ。 Korea National University of Artsで映画製作を専攻。これまでに3本の短編を手がけ、本作は4作目にあたる。
コメント
私の映画が、だれとの親交もなくこの世界で生きる孤独な人たちを元気づけられるよう願っています。
影響を受けた監督や作品
黒沢清『CURE』とロマン・ポランスキー『テナント/恐怖を借りた男』に影響を受けました。また、ダーレン・アロノフスキー作品には人物の内面の描き方を学びました。
作品情報
実写部門
韓国/2017年/25min
Korea National University of Arts
スタッフ:
<監督/脚本>LIM Ji-young
<プロデューサー>YOON Eun-ji
<撮影>YANG Hee-jin
<美術監督>:LEE Nu-ri
<編集>Lim Ji-young、 JUNG Ji-yoon
<録音>LEE Ji-hye
<サウンドデザイン>LEE Ji-hye
キャスト:Cha Ji-won
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