プログラムAのご紹介

こんにちは!

前回に引き続き、本祭部のきえです🐟

本日から本祭までの期間、

ブログを担当させていただきます!


さて、本日は

「プログラムA」をご紹介いたします。

見どころたっぷりの4作品、

広報部の宮本くんのコメントと合わせてご覧ください↓↓



『New World』

Luzie Loose

Filmakademie Baden-Wurttemberg

2014 / ドイツ / 25min<実写>


カーラは、姉のジーンが恋人のオーレリアンと一緒にパリからニューヨークへ引っ越そうとしていることを知る。彼女は大好きな姉を自分だけの世界に留めておきため、2人の恋仲を引き裂こうと捨て身の作戦に出る。彼女の行動は自己満足なのか、それとも愛なのか。

<実行委員によるコメント>

姉との別れに際して揺れ動く少女の内面を、色鮮やかで美しい映像によって描き出した作品です。幼稚でわがままな妹は、最後まで姉に甘え続けようとします。でも、いつかはそんな自分とも決別しなければなりません。それを悟った時、新しい世界から光が差し込んでくるのでしょう。



『mind scape』

梁 佳緒里

東京芸術大学大学院

2014 / 日本 / 6min<アニメーション>


日常で遭遇する何気ない情景から頭の中に生まれたものたち。思い描かれては積み重なってゆく空想世界の集合体。

<実行委員によるコメント>

かわいらしい絵柄で、何の脈絡もなく展開される、アニメーションです。おもちゃ箱の中身をひとつずつ取り出していくようなワクワク感が味わえます。作家の豊かで奔放な想像力は観客を飽きさせません。



『Cachorro Loko』

lgor Shin Moromisato

Academy of Media Arts Cologne

2015 / ドイツ / 5min<アニメーション>


渋滞は街全体を停止させる。バイクに乗るブラジルの「気が狂った子犬」だけは、停車中の車を素早く追い抜かしていく。しかし、全てが上手くいくわけではない...。

<実行委員によるコメント>

交通渋滞や環境破壊から浮き上がる現代人の生き方を感じられながらも、どこか愛らしいキャラクターの慌てふためく展開に注目です。渋滞にイライラしていた人間たちも、大雨が通り過ぎると、どこかさっぱりとした気分になるのです。



『ゴロン、バタン、キュー』

山元 環

大阪芸術大学

2014 / 日本 / 54min<実写>

淀川河川敷でブルーテントに暮らす”あたると”佐々木さん”。過酷な中だが2人笑って生きている。ある日、自転車が壊れて困っている女性”とのこ”と出会う。そこに”あたる”の父、”常弘”の手によって壊される”あたる”達の家。住みどころをなくした2人はどう生きるのか...

<実行委員によるコメント>

実際にホームレスのブルーテントをお酒片手に訪問するというシナリオハンティングを採用し、人情味にあふれる大阪/性と暴力が渦巻く大阪、そんな2つの顔を持つ大阪をリアルに描き出した作品です。フットワークが軽く、恐れ知らずの学生の無鉄砲さが作品に色濃く反映されています。



広報部の宮本くんのコメントともにお届けいたしました。

いかがでしたでしょうか?


この4作品が上映されるプログラムAは、

11月21日(土)16:45~

11月25日(水)16:45~

です。

お見逃しなく!!



次回のブログでは

「プログラムB」についてご紹介いたします◎