【本祭レポート】11/26 コンペティションA

初日2プログラム目は、
コンペティションAです!

トーク担当を務めた
きえ🐟でお馴染み?
桂がお届けします!

↓↓↓

11月26日(土)19:25〜
コンペティションA
●登壇ゲスト
『虎穴にイラズンバ』
監督 竹中貞人
俳優 西村裕廣(右)
俳優 佐野晋平(右から二番目)
俳優 長野こうへい(右から三番目)

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初日、2プログラム目は
コンペティションA!
トークショーのゲストには
『虎穴にイラズンバ』の監督と俳優のお三方!

予定では、
『The guilt, probably』のマイケル監督
『Sweeper's pride』のマティアス監督
も登壇なされるはずでしたが、
フライトのご都合で来られず😢
(『FEED』の岡崎監督はご欠席です)
しかし、竹中監督、キャストお三方のおかげで会場は大いに盛り上がりました!!

MCの森さんによるアナウンスでトークショーがスタート◎


まずは、実行委員の桂より『虎穴にイラズンバ』の入選理由について。
 
実行委員の講評はカタログにも載っているのですが、ここでは桂が特に言いたかった“笑い”について述べさせていただきました。

桂「入選の16作品で一番笑えた作品ではないかと思います。
夏に合宿審査会を行ったのですが、上映している部屋が笑いに包まれたんですよね。
そして、もう1つはキャラクターの個性です。
キャストをよく知らなくても、それぞれの個性がしっかりしていて、キャラクターを認識できました。
これは監督の長けた演出力があるからだと思いました」

竹中「そう言ってもらえて非常に嬉しいです。
キャラクターの誰かわからないっていうのは僕も映画を観ていて普段感じていることで。
だから身体的な特徴でわけることは意識しました。
笑って頂けることも嬉しいです。
コメディをとっている認識はなかったですが、彼らのキャラクターや演じていない部分や素が笑いにつながったのだと思います。
これは、出演者普段の個性をベースにしているからこそだと」

次に、竹中監督に作品を制作されたきっかけをお聞きしました。

竹中「学生運動をテーマにしたかったのではなく舞台にしただけなんです。
撮影前、僕自身22歳で周りを見渡したら、普通に就職活動していたりとか、ちゃんとしているんですよね、人生において。
世間から見たときに就職しないという人は白い目で見られがちだと思って。
そういう人達は60年代の学生運動をしていた人も一緒だと思いました。
それで、今の僕らに重なるというところもあって、この舞台を選びました。
60年代のぼろっちい寮が好きで、この世界観にぴったりだと思いました。」

桂「ロケはどこでなされたんですか?」

竹中「京都の某寮で撮影がしたかったんです。
でも人が住んでいらっしゃるので無理でした。
それで、あの寮の雰囲気は廃校に似ているなと思って。だから和歌山の電波も届かない廃校を1ヶ月かけて、中を仕込んで撮影しました」


ここでキャストの方々にも質問。

桂「行ってみてどうでしたか?」

西村「電波もない、風呂もないって聞いてたので行きたくなかったですね(笑)」

長野「最初、虫がいっぱいいて、きゃーきゃー言ってたのに、最後のほうはみんな慣れてゴキブリが目の前に走ってても、挨拶してるくらいになりました」

MC「撮影で一番苦労したことって何ですか?」

佐野「撮影が夜遅くて次の日も朝早いっていうので、睡眠時間が40分でした。キャストがニキビだらけだったり、顔が青ざめてたりして、僕は顔面沼地って言われてました」


MC「制作中の印象深かった出来事はありますか?」
長野「お風呂がなかったので、体が臭いんじゃないかと思って。
近くに水が透き通ってる川に入って気持ちよかったのが思い出です」

竹中「カメラに映ってないところではみんな裸でした。
スタッフはみんな男だったので」

電波なし、風呂なしの和歌山での撮影は真夏に一週間行ったそうです!
そのほかにも印象深かったのは、主役の高須を演じた西村さんが撮影中ずっとカツラを被って出演していたこと。
ラストシーンの坊主頭は初っ端からだったんですね、、
明日は2日目のトークショーを
レポートします!

お楽しみに〜〜🎈