『 Rotkäppchen/Little Red Riding Hood』

こんにちは!広報部の杉本です!
本日で本祭まであと18日となりました!
だんだんと近づいてきました✨

さて本日でプログラムAの入選作品紹介は最後となります!

【入選作品紹介④】
 
『 Rotkäppchen/Little Red Riding Hood』
(ドイツ)

監督:Lynn Oona Baur
あらすじ
2032年。10歳のルイスと母親のアンナは全体主義国家と化したドイツに住んでいた。ルイスも参加して行われた学校での演劇が粗暴なプロパガンダ活動へと変わったとき、アンナは自分の娘を守る必要性を認識した。しかし、それはおそらく手遅れであった。

実行委員講評
                 "愛する者のためならば"
2032年。未だ忌むべきナチス政権が成立して100年後の時代設定が意味深だ。本当の脅威は、正義の顔をしている。小学校の参観日の劇という平穏の中に紛れ込む確かな狂気は、過去に起こったことと共に、鮮明にそのことを私たちに思い起こさせる。幼い少女や母親に芽生えた違和感は、虚しくも摘み取られてしまうのだろうか。観ている者の不安をよそに、劇は何事もなかったかのように続いていくのだ。

この作品はプログラムA(11月27日、28日)に上映予定です!是非ご来場ください!!