【プログラムのご紹介】JAPAN FOCUS
こんにちは。肌寒い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は本祭部の井上が、国内企画〈JAPAN FOCUS〉についてご紹介します。
↓JAPAN FOCUSの上映スケジュール↓
11月29日20:10〜22:15
〈JAPAN FOCUS〉では、長尾淳史監督『白波』(立命館大学)、新藤早代監督『こたつむり』(成蹊大学)を上映します。また、作品上映後のトークショーでは、異なる立場と環境で映画を作り続けていらっしゃる長尾監督と新藤監督にご登壇いただき、国内の学生作家の現状を探っていきたいと思います。
~作品紹介~
『白波』長尾監督
立命館大学
2017年/日本/70min
〈あらすじ〉
湖に浮かぶ島。そこでは島民たちが漁を生業に生活していた。そんなある日、島であるものが発見される。
閉鎖された小さな島に住む親子の愛憎劇と彼らが巻き込まれる事件を描く。
〈実行委員によるコメント〉
島の豊かな自然や景色を余すところなく生かした画面作りがまず見るものの目を引きます。自然や飛行機など作家の思い通りにならないであろうものを、画面の完成に不可欠な要素として頻繁に取り入れているところから、粘り強く計画的に撮影を行ったのだろうと想像できます。時間をかけてだんだんと明かされていく、主人公や彼を取り巻く登場人物たちの心の内や過去をお楽しみください。
『こたつむり』新藤早代監督
成蹊大学
2016年/日本/24min
〈あらすじ〉
雨がちらつく春の晩――。とある地方から出てきた女、おのでらりつは年上の男と居酒屋のこたつ席に入った。ほろっと酔った頃、りつは友人のまどかを偶然見つける。するとりつはこたつと離れられなくなって、終電を逃してしまう…。
〈実行委員講評〉
なんと言っても、この作品独特の雰囲気が魅力的です。主人公りつは、どこにでもいそうな普通の女の子であるものの、なぜか愛らしくて応援したくなります。登場人物の表情・音楽・脚本が秀逸で満足感があり、「こたつむり」という作品名のインパクトに負けない印象的な作品です。
いかがでしたでしょうか?
明日からはカウトダウン開始です。
お楽しみに!
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