『Doll's Letters/Письма куклы』(ロシア)

あらすじ

お気に入りの人形を失くした女の子をなぐさめるため、名前も知らない郵便配達員はびっくりするような話を創りあげる。



実行委員による審査講評

”想像のたびに出かけよう”

ちいさな女の子の目をかりて、この世界をのぞいてみよう。どこまでも自由にパワフルに、気が向くままに世界を色づけていく。つくりあげられた空想の豊かな彩り、それを守ったやさしい嘘には胸を打たれるだろう。かつて、私たちの世界に色づいていたものは何だっただろうか。ふと、眠っていた幼な心が顔を出す。



監督について

Natalia Grofpel

エカテリンブルグで生まれ育ち、2007年にI.D. Shadr Art Collegeにて、Sergey Aynutdinovのもとアニメーションを学ぶ。5年間にわたりプロダクションデザイナー、そしてアニメーターとして多くの作品に携わる。2015年にアニメーション監督とデジタルグラフィックスの学位を得て、VGIKを卒業。


コメント

こんにちはみなさん!この映画祭がみなさんにとって素晴らしい映画との出会い、また新たな交流の機会になることを願っています。私たちのアニメーション『Doll’s letter』を見ていただけて光栄です。「ロシアより愛を込めて。Natalia Grofpel」


影響を受けた監督や作品

フレデリック・バック、ミハエラ・パヴラートヴァー、ジョアンナ・クイン、フョードル・ヒトルーク、アレスィア・シュキナ、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット



作品情報

アニメーション部門

ロシア/2016年/7min

Russian State University of Cinematography n. a. S. Gerasimov (VGIK)

スタッフ:<脚本> Аlexey Zhukov、 Seraphima Golovchenko

<監督>Natalia Grofpel

<美術監督>Victoria Spiryagina

<背景>Philipp Yarin

<アニメーター>Tatiana Bolotnova、Ilya Shekiladze、Alexey Bovkun、Natalia Grofpel

<アーティスト>Kate Solonskaya、Maria Koneva、Anastasia Nikolaeva

<コンポジット(Compositing) > Victoria Spiryagina、Ksenia Chermashentseva

<音楽>Sergey Geokchaev

<音響監督> Sonia Matrosova

<録音> Alexey Kuznetsov

<プロデューサー> Vladimir Malyshev、Fedor Popov

Production center VGIK Debut、2016